【再起不能も!】たとえ走れても放置してはいけないクルマの故障や不具合5つ (2/2ページ)

オイルが抜けるとエンジンが再起不能に!

3)オイルが抜けた

 添加剤のアピールで、オイルを抜いても走れるというのがあったが、実際に抜けてしまうとどうなるか? もちろんエンジンの種類や入れていたオイルによるが、アイドリング程度なら、数十分は回るし、超低速なら、数kmは走ることができる。もちろん走れても、そのエンジンはオシャカ。オイルを入れても元には戻らないので、下まわりをヒットしたときなどはすぐに停車して点検するほうがいい。

4)冷却水が抜けた

 ラジエータが損傷したり、ホースが破れたりすることもあるので、オイルよりも起こる確率が高いのがこちら。大量に抜けてしまうと、あっという間にオーバーヒートするので、走ることはできないと考えたほうがいい。走れても、抜けきるまでの時間のみ。ちなみにセンサーが空気中に露出してしまうと正しい温度が測れず、水温計が上がらないこともあるので注意が必要だ。

5)マフラーが脱落

 最近は純正でもステンレスを使っているので、昔のように脱落したり、穴が開いたりすることは少なくなった。もしそうなったら、まず爆音になる。それさえ我慢すれば普通に走れるが、抜けがよくなりすぎて燃料と空気の割合が狂い、コンピュータがカバーできなくなることも考えられる。走れるとはいえ、最小限にしてすぐに修理したほうがいい。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
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