見た目だけで決まらない! 機能面で超重要なホイールのスポークの数と形状 (1/2ページ)

ホイールは軽さと剛性がポイントとなる!

 アルミホイールの王道といえば、やっぱりスポークホイールだろう。シンプルなデザインでどのクルマにもマッチし、軽量高剛性や強度もあって、ブレーキの放熱性にも有利。そのためスポーツモデルを中心に純正ホイールでもスポークタイプを採用することが多い。

 このスポークホイールは名前のとおり5~10本のスポークがあり、それぞれ5本スポーク、6本スポーク……などと呼ばれている。

 このスポークの数は多ければ多い、少なければ少ないほどエライといった単純なものではなく、それぞれきちんと意味がある。

 ホイールの機能面で重要なのは、軽さと剛性(真円度や冷却性も)。剛性とは「変形のしにくさ」で、基本的に剛性と重さは反比例する……。(ちなみに、強度は「壊れにくさ」のことで、これは材料強度、製法で決まる)


藤田竜太 FUJITA RYUTA

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