愛煙家にとっても便利な装備だったが……
4)タバコを吸わなくなった
サンルーフは大きく開けられるだけでなく、端っこを少しだけチルトアップさせることもできるのがほとんど。これはタバコを吸うときの換気にもってこい。外気導入にして、チルトさせると自然に煙は出て行くのだが、喫煙率が低下しているだけに、ありがたがる人も減ってきているのは当然のこと。
5)断熱性が悪い
ガラスだけでなく、内張りと同じ素材でできたボードがフタとして付いていることが多いが、断熱材が入れられないだけに、エアコンの効きなどに影響が出てしまう。夏は外の熱気が入り込んでくるし、冬は車内が冷えてしまうことになる。
6)長期的に見ると劣化しやすい
旧車の取材をしていると、かなりの確率でサンルーフ(Tバー含む)部分からの雨漏りが発生している。開口部まわりのゴムが劣化して漏れてしまうのだが、パーツがあればいいが製造中止のことも多い。将来的なリスクであるのは事実だ。