渋滞やトンネルなどがあればできる頭を使うゲームも!
3)ナンバープレートビンゴ
続いては、数字が読めれば子どもでも参加できるゲーム「ナンバープレートビンゴ」です。100円ショップなどで売っているビンゴカードをあらかじめ用意しておき、ドライバー以外の乗員に1枚ずつ配ります。
そして、ドライバーが前を走るクルマや路上に停まっているクルマなどのナンバープレートから、1桁または2桁の数字を読み上げていきます。
シンプルですが、これがなかなか面白い。たくさんのナンバープレートを読む必要がありますが、もし山道や高速道路などで見当たらなければ、全員が順番に好きな数字を挙げていってもOK。オヤツやジュースを用意しておいて、ビンゴした人から好きなものを選べるとか、何かご褒美があるとさらに盛り上がりますよ。
4)チキチキ3車線渋滞勝ち抜きレース
そしてお次は、子どもこそ熱中して大騒ぎになる可能性も大な、「チキチキ3車線渋滞勝ち抜きレース」です。タイトルは壮大な感じですが(笑)、ルールはシンプル。
これは3車線以上ある高速道路で、ノロノロ渋滞にはまったらできるゲームです。まず1人ずつ、周囲にいる他車のなかから、自分のコマとなるクルマを選んで決めましょう。全員が決めたら、ナビなどで地図を見てゴール地点を決めます。だいたい、インターチェンジの1区間くらいがちょうどいいと思います。ゴールを決めたら、レーススタート。
そうです、自分が乗っているクルマと、自分が決めたコマ車のどちらが先にゴール地点を通過するのか、ハラハラドキドキのレースが始まるのです。途中で車線変更するかしないかなどの判断は、ドライバー次第。渋滞の流れはどこでどうなるかわかりませんから、抜いたり抜かれたり一喜一憂して、子どもたちはもちろん、ギャンブル好きのパパなんかも熱くなっちゃうゲームです。
5)トンネル通過秒数当てクイズ
さて、最後も子どもから大人まで楽しめるゲーム、「トンネル通過秒数当てクイズ」。これは中央自動車道など、トンネルをたくさん通過する高速道路にオススメなのですが、事前にいくつか、通過予定のトンネルの長さを調べておきます。
たとえば中央自動車道の小仏トンネルは、全長2.5kmほど。これを何秒で通過できるか、全員が予想します。小学生くらいまでは当てずっぽうだったりしますが、中学生くらいになると車速から計算して予想したり、だんだん本格的になってきます。
でも、高速道路というのは遅いクルマがいたり工事中だったり渋滞が始まったりして、計算どおりにいくとは限らないのが面白いところ。トンネル入り口を入ったところから全員で秒数を数えて、出口までにかかった秒数が当たった人が勝ちというゲームです。
というわけで、車内でできるゲーム5種類をご紹介しましたが、どれも実際に家族や仕事仲間と試し、楽しかったものばかり。一度ハマると、子どもたちからはチキチキ渋滞レースのリクエストが多く、「今日は渋滞しなかったからゲームできなかったね〜」なんてヘンな不満を言われたりします(笑)。ぜひ皆さんも、家族や仲間たちとゲームで盛り上がりながら、素敵なドライブを楽しんでくださいね。