費用や手間をかけるほど効果はなし!
結論から言うと、長持ちはする。部品の性能は一部を除いて、装着した瞬間から劣化を始め、次第に右肩下がりで落ちていく。消耗するということは、性能や他の部分の耐久性などにも影響するので、クルマ全体の寿命にも関係してくるわけだ。
ただし実際にやるとなると、費用だけでなく、手間も時間もかかるもの。クルマを長持ちさせるために、日々整備工場やディーラーに入庫していたり、どんどんとメンテ費用をかけるのは本末転倒で、なんのために長持ちさせているのかわからなくなる。
頻繁にメンテしないと長い寿命を維持できないというなら話は別だが、先にも紹介したように指示を守りつつ、定期点検も行っていていれば、相当長く乗り続けることができる。つまり頻繁な前倒しの消耗品交換は意味がまったくないのだ。