違いを実感しにくい軽トラックだがそれぞれに特徴がある
限られたボディサイズと排気量で作られている軽自動車。各社ともその範囲の中で個性を出そうと日夜努力を重ねているのはご存じのとおり。
そんな軽自動車のなかでも我々一般人から見ると違いを実感しにくいのが軽トラックではないだろうか。現在、日本国内で新車購入できる軽トラックは、ダイハツ・ハイゼット(OEMはスバル・サンバー、トヨタ・ピクシストラック)、スズキ・キャリイ(OEMは日産NT100クリッパー、マツダ・スクラム、三菱ミニキャブ)、ホンダ・アクティ(OEM供給なし)の3車種となるが、それぞれの特色をチェックしてみよう。
ダイハツ・ハイゼット
通算で10代目となるダイハツ・ハイゼットトラック。現行モデルは2014年9月にデビューしており、3車種のなかでは一番新しいモデルとなる。
2018年5月のマイナーチェンジでは、軽トラックとしては初の衝突被害軽減ブレーキが装着されるなど、安全性にも考慮したモデルとなっている(スズキ・キャリイにも2019年9月の改良で装着された)。
さらに軽トラックとしては唯一LEDヘッドライトの設定があるモデルでもあり、視認性の面でもほかのトラックの先を行くのがハイゼットと言える。
また、ボディカラーもオプションカラーを含め8色が用意され、働くクルマながら選ぶ楽しみがあるモデルとも言えそうだ。