
劣化の判断はかなり難しい!
サスペンションというのは確実に劣化していく。構成部品はさまざまで、複雑に組み合わさっているが、消耗する部分としてはスプリングやゴムのブッシュ、そして一番問題になるのはショックアブソーバーだ。
ショックアブソーバーは、スプリングだけだとポヨンポヨンと跳ねてしまうのを抑える役割があって、内部にはオイルが満たされている。さらにシールもあって、これらが劣化することで機能が落ちてくる。
では、劣化度合いをどう見極めるかだが、昔よくやったようなフェンダー部分を押してみてボディの揺れで判断するというのはじつは無理。当時もわかったような気がしただけで、実際はそんなことで判断できるわけもなく、いわゆるクルマ好きの儀式みたいなものだった。
ではどう判断するかというと、これがかなり難しい。