ホンダ・シビックタイプRのマイチェンモデル公開! ハンパない進化っぷりと速さと軽さを極めた限定モデルに注目 (2/2ページ)

限定車はコアなタイプRファンに送る一台!

 開発陣は「今の時代のスポーツカーには安全性の進化も重要なファクター」と見ているという。そのため今回のマイナーチェンジでは、ベースモデルのシビック・ハッチバックに採用されている安全運転支援システム「ホンダセンシング」を、全世界のシビック・タイプRに標準装備とした。衝突軽減ブレーキをはじめ、路外逸脱抑制機能や車線維持支援システムなど8つの機能を搭載している。

 ボディカラーは鮮やかでエキサイティングなレーシングブルー・パールを新設定したほか、国内での新色としてポリッシュドメタル・メタリックを追加。人気色のチャンピオンシップホワイトをはじめ、フレームレッドとクリスタルブラック・パールを含めた全5色を展開する。

 また、今回のマイナーチェンジではタイプRというブランドをさらに見つめ直し、起源に立ち返って、「より一層のタイプRコアファンに応えるエディションモデル」として、速さと軽さをさらに研ぎ澄ませたシビック・タイプR リミテッドエディションを用意した。

 ボディカラーは初代タイプRに用意されていた人気色サンライトイエローをイメージした「サンライトイエローII」。ルーフやドアミラーキャップ、インテークカバーにブラックを配した2トーンカラーとしている。

 世界で約1000台の限定モデルとなり、国内では200台限定で販売される。JPNの刻印が記されたクロームカラーの専用シリアルナンバープレートが装備され、特別感を演出。

 リミテッドエディションではピュアスポーツ性能をさらに磨き上げるため、徹底的な軽量化を行いトータルで23kgの減量を実現。防音装備を徹底的に削ぎ落としながら室内に伝わるダイレクトなエンジンサウンドやピュアなスポーツ性能を際立たせている。

 ホンダスポーツモデルとして2002年以来となるBBSとの共同開発で誕生した専用の鍛造ホイールを採用したことで、バネ下重量を10kg低減するなど軽量化に大きく貢献した。さらに専用タイヤとしてミシュランパイロットスポーツCup2を選択し、さらなる速さを追求している。

 タイヤ、ホイールを改良しただけでなく、アダプティブ・ダンパー・システムとEPSもリミテッドエディション専用にセッティングしたことで、最大限の性能を発揮できるという。

 リミテッドエディションは今秋に発売する予定で、今夏からは全国10カ所のEnjoy Hondaで展示も行われる。貴重な限定モデルが見られるチャンスなので、ぜひ実車を確認してほしい。


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