【男はやっぱりお金じゃない!】中古で50万円以下でも女子ウケ抜群のクルマ7選 (2/2ページ)

発売当時大人気だったモデルも50万円で狙える!

4)ホンダ・ストリーム

 そしてもう1台オススメしたいのが、ホンダが放った7人乗りのスポーティなミニバン、ストリーム。見た目はステーションワゴンのようにスマートでありながら、しっかりと3列目まで広いスペースがあり、ファミリーにもぴったりです。

 発売当時は若いママをターゲットとしたCMも流れていて、「私はママで、妻で、女です」というようなフレーズが印象的でした。しかも、スポーツモデルの「アブソルート」を設定するなど、走り好きの男性にも支持されていたので、男女ともに満足度の高い1台。デザインがよりスタイリッシュになった2代目モデルで、2011年式くらいのものなら50万円以下で狙えますよ。

5)トヨタ・アリスト

 お次は、VIP系のラグジュアリーセダンが好きな女子を乗せてあげたい、トヨタ・アリスト。かつてはセルシオと並ぶ2大勢力として、豪華な装備を誇っていた憧れのセダンでしたよね。すでに発売から15年以上経っていますが、当時の最先端技術が搭載されまくっていたモデルなので、今乗ってもけっこうイケます。

 インテリアもレザーたっぷりでクッションふかふかでゴージャスだし、これが2代目の2003年式あたりで50万円以下なら、かなりインパクトがある買い物ではないでしょうか。3リッター直6ツインターボが奏でる走りも、おおらかかつパワフルで爽快。ただし、燃費は……覚悟してくださいませ。

6)スズキ・スプラッシュ

 さて、今回オススメするなかで、もっとも年式が新しいモデルが50万円以下で狙えるのが、コンパクトカーでちょっとヨーロッパの香りが漂う、スズキ・スプラッシュです。ブルーやグリーンといった、カラフルなボディカラーが魅力的で、スズキがハンガリーで製造したものを逆輸入というカタチで販売していました。

 なので、インテリアのデザインや装備は質実剛健な感じなのですが、乗ってみるととてもガッシリとした剛性感のある走りで、シートのクッションなどもハリのある座り心地。まさにヨーロッパメーカーの作るコンパクトカー、という印象が強いです。このスプラッシュなら、2012年式あたりが狙えますよ。

7)日産フィガロ

 そして最後は、80年代後半から90年代初頭に販売されたラシーンやパオといった、クラシックな雰囲気漂う日産のコンパクトカーから。プレミア価格がついているなかで、比較的手頃に狙えるのがフィガロです。ミントグリーンやブルー、アイボリーベージュなど、淡いボディカラーとホワイトルーフとのツートーンが、もう女子ウケ抜群。丸くコロンとしたヘッドライト、にっこり笑うようなグリルは、今見ても素敵です。2+2シーターのクーペですが、トランクもそこそこの容量があるので、ふたりでのロングドライブにもぴったり。

 エンジンは1リッターターボですが、車体が軽いのか思いのほかスムースに走ります。1991年式あたりのフィガロなら、50万円以下で見つかると思います。

 というわけで、新車発売当時に欲しいと思ってたなぁ、と思うクルマもあったかもしれません。「これが50万円以下なのか!」と驚くと同時に、それなら買ってみてもいいかな、と夢がふくらみます。少々、年式は古いものもありますが、すべて信頼性が高い国産車からチョイスしていますので、それほど大きな冒険にはならないのではないでしょうか。むしろ、今の新車にはない味のある魅力に気づけるかもしれませんね。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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