投稿日: 2020年2月14日 06:20 TEXT: 桃田健史 PHOTO: WEB CARTOP 【後輪のほうが太いタイヤを履いているのに……】クルマのディスクブレーキは後ろの「キャリパー」が前より小さいワケ (2/2ページ) Category 自動車コラムTags キャリパー ブレーキ リヤ 大型キャリパーフロントのほうが大きいのは効率的に熱を発散させるため こうしたディスクブレーキの原理を知れば、フロントキャリパーがリヤキャリパーより大きくなる理由も、すんなりと理解できると思う。 クルマがブレーキングに入ると、クルマの姿勢はフロントが沈み込む、ノーズダイブの状態になる。一般的には、リヤからフロントに荷重が移ると表現される。 スーパーカーやハイパフォーマンスカーは、タイヤのグリップ力が高いため、ブレーキング初期から一気にノーズダイブとなる。この状態で、効率的に熱を発散されるためには、フロントブレーキ重視、つまりフロントキャリパーがリヤキャリパーに比べて大きくなるのだ。 クルマのリヤブレーキにフロントのような大型キャリパーが採用されない理由画像はこちら なお、フォーミュラカーの場合、重心が極めて低く、前後の重量バランスも良いため、前後キャリパーのサイズが同じ場合も多い。 <12 画像をもっと見る編集部が選ぶ!あなたにおすすめの記事 【今さら聞けない】錆びたブレーキローターで走ってもいいのか Pレンジをブレーキ代わりはダメ! AT車でも駐車時にパーキングブレーキを引くべき理由とは 「N」はあるのに「P」は? MT車に「Pレンジ」が存在しないワケ 【クルマ好きがもてはやす一流サプライヤー】知られざる「ビルシュタイン」と「ブレンボ」の中身とは 【PR】【2024年12月】車一括査定を利用するならどこがおすすめ?ランキング形式で紹介 リヤもデカくすりゃより安心じゃない? なぜクルマのブレーキは後輪よりも前輪のほうが大きいのか 桃田健史 MOMOTA KENJI- 愛車トヨタ・ハイエースキャンパーアルトピア―ノ等趣味動物たちとのふれあい好きな有名人聖徳太子(多くの人の声を同時にしっかり聞くという伝説があるので) 桃田健史 の記事一覧
NEW 2025年01月05日 TEXT: トラック魂編集部AIを導入して最先端の安全装置を使ってもやっぱり最後は「熟練の職人技」! 一度事故ると凄まじい被害になる「クレーン操作」の最前線カテゴリー 自動車コラム