アクティブな趣味から緊急時の避難場所にまで!
日産の関連会社であるオーテックジャパンはミニバン「セレナ」に車中泊仕様の「マルチベッド」を設定。またNV200バネット「マルチベットワゴン」に仕様変更を施した。セレナ・マルチベッドは2020年2月10日、NV200バネット・マルチベットワゴンは2020年1月31日より発売を開始している。
セレナ・マルチベッドは「XV」、「ハイウェイスターV」、「e-POWER XV」、「e-POWER ハイウェイスターV」グレードのベースとする。いずれも防水シートを標準装備し、ベットボードにはシートと同じ防水性の素材を採用。汚れが拭き取りやすく、手入れがしやすいのが嬉しい。またウェアや小物などを掛けられる「サイドマルチパイプラック」や、釣り道具やサーフボードなどを積載するためのアイテムをオプション設定する。
価格は323万1800円から374万6600円(税込)。
NV200バネット・マルチベットワゴンはワゴン2列シート仕様のグレードをベースとする。ベッド横での食事などに使用できるテーブルもオプションで用意。
今回2020年1月に実施したNV200バネットの一部仕様向上と同時に「インテリジェントエマージェンシーブレーキ(衝突軽減ブレーキ)」、「ハイビームアシスト」、「LDW(車線逸脱警報)」、「標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)」などの先進技術を新たに採用した。さらにマルチベットワゴン専用ボディカラーとして2種類のパステル調2トーンカラーを追加設定。専用2トーンカラー車ではボディカラーに合わせた色のベッドシステムとフロアパネルを選択することも可能だ。
価格は262万4600円から271万4800円(税込)。
両車は普段は家族の送迎や通勤、買い物などに使用しながら、アウトドアスポーツや大きな機材を使う趣味を楽しむ人、またペットを連れてドライブをする人などに最適。
2列目シート・5人乗りのシートレイアウトと(セレナ e-POWERは4人乗り)格納式のベッドシステムを備えることにより、高い実用性と快適な休憩のためのスペースを提供する。
車内で快適に就寝することもできるのでアウトドアなどで活躍。また災害時など、もしもの時の一時的な避難場所としても活用可能だ。