【年度末に多い引っ越しでクルマはどうするのが正解?】必要な「愛車の手続き」と注意点 (1/2ページ)

車検証の住所変更はディーラに頼むとかえって手間がかかる!

 年度末になると、新社会人になるひとや、人事異動による転勤などで引っ越しをする人が全国的に多くなる。そんな時期が近いこともあり、気になるひとも多いのではないかと思うのが、引っ越しに伴う愛車関係の手続き。ここではどんなものがあるのかを見ていきたい。

 まずは、車検証に表記されている住所の変更手続き。当然ながら当該車の所有者本人が手続きすることもできるが、新車ディーラーで代行してもらうことも可能。

 しかし「単純に“住所が変わりました”として変更するだけではありません。新住所での車庫証明の申請及び交付が必要となります(軽自動車は必要な地域のみ事後申請)。また、ナンバープレートが変わるような住所変更は当該車両の運輸支局への持ち込みが必要となりますし、ナンバープレートの変更が必要なくとも、ディーラースタッフ(セールスマン)が運輸支局へ変更手続きに行かなければならないこともあり、代行費用は数万円となります。ローンで購入し、支払途中であれば信販会社の許可も必要となるなど非常に煩雑です。そのため、住所変更をしたいとしてご来店された方にその旨を説明すると、“それならいいや”ということになるのが一般的のようです」とは新車販売現場の事情通。

 また車検は住所変更していなくても受けることが可能。自動車税については滞納を防ぐため独自に納付書の送付先変更ができるようになっているので、住所変更せずに乗っているひとが大半のようだと前出の事情通は語る。

 セールスマンによってはすかさず、「代行申請で数万円かけるならば、新車へ代替えしてみるのはいかがですか?」とアプローチするケースが多く、結構な確率で新車へ乗り換えてもらえるとのことである。

 それでは愛車のメンテナンスはどうなるのだろうか?


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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2019年式トヨタ・カローラ セダン S
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乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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