ホンダ・モデューロXの走りに一般参加者が心酔! VEZEL Modulo X体感試乗会 in 茂原 (2/3ページ)

高齢でも「走りの楽しいクルマに乗りたい」という父にぴったり!

 そんなこだわりが詰まったヴェゼル モデューロXの試乗に参加できたのは、運よく当選した16組。その内2組に試乗の印象を伺ったので紹介したい。

 まず1人目は、土屋さんの地元でもある長野県から参加していた青沼博也さん。足まわりが良い、気持ちよく運転できるクルマが好きで、インテグラタイプRなど約15年間ホンダ車を乗り継いでいるという根っからのホンダ党だ。

 しかし今回ヴェゼル モデューロXの購入を考えているのは、青沼さんのお父様だという。現在の愛車であるフィットからの乗り換えを検討していて試乗会には申し込んだものの、仕事の都合で来られなくなってしまい、代わりに参加した。お父様は長年クルマに乗っているベテランドライバーで、「日常の使い勝手がよく、走りの楽しいクルマが欲しい」という希望がある。そうした条件をクリアしつつ、多目的に使うことを考えると雪道や山道でも快適に乗れるSUVが良いと感じたそう。

 ただ、クルマの乗り換えに関しては懸念もあった。高齢になるにつれて、運転時のちょっとしたミスが目立ってきているという。そこで必要だと感じたのがHonda SENSINGだ。現在ホンダ車の多くのクルマに採用されているが、このヴェゼル モデューロXにも先進安全機能のHonda SENSINGが付いているのが魅力的だった。最新の安全支援機能が備わっているため、運転好きだが高齢なお父様にも安心して勧められそうだとのこと。

 実際乗ってみると、サイズ感がちょうどよく、積載性もバツグン。雪道も多い長野県で乗ることを考えても「ヴェゼルはちょうど良い」と大絶賛だ。

 青沼さん自身が現行のシビックタイプRに乗っていることもあり、「ステアリングを切った分だけクルマがしっかりと曲がってくれる感覚がある」と、走りの面もしっかりとチェック。

 試乗中のワインディングでは、あえてシフトダウンだけでターンインしてみたという。一般的なクルマであればオーバースピード気味の速度だったが、ヴェゼル モデューロXでは1つギヤを落とすだけで曲がることができた。「変なロールをすることもなく、クルマがばしっと曲がり、無意識にラインが決まっている感覚があり、あまりにも性能が良すぎるのではないか」と、びっくりしたという。

 青沼さんがとくにワインディングでの走行に注目しているのは、長野県という土地柄があるからこそ。カーブのきつい峠では、修正舵を当てることが多いと山を越えるだけでも疲れてしまう。だから、日常生活においても峠道を通ることが多いため、思ったところにクルマが進んでくれることや、万が一対向車が迫ってきたときに意のままに動くクルマであることがポイントとなるのだ。

 また、新たに採用された専用のフロントシートについても感想を聞いてみたところ、「座った瞬間にいいと感じた」という。普段乗っているクルマはバケットシートのため、サーキットなどで高速走行をしたときに良さがわかるが、日常面では少し不便を感じることも。だが、ヴェゼル モデューロXは「座った瞬間に太ももから背中までピタッと収まり、ちょうど良いホールド性がある。シートの材質も柔らかすぎず、滑る感じもなかった」とコメント。また窮屈にもなりすぎず、横Gがかかっても体が動かないので、日常での乗り降りのしやすさを犠牲にせず、体をしっかりとホールドしてくれる安心感が魅力的だという。

 試乗会ではガソリン車と2WDのハイブリッド車を乗り比べたが、とくにハイブリッド2WDはモーターの力でパワーもあり、「自分でも乗りたいくらいです」とのこと。また、購入する上では「ガソリンターボよりもハイブリッドの方がエコで燃費の良いイメージもあり、母を説得しやすい」とか。また、さまざまなパーツが装着されていながら、ベース車に+50万円程度で購入できる価格面も魅力的で、「その価格に見合った価値のあるクルマだと感じた」と満足そうに話してくれた。


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