ホンダ・モデューロXの走りに一般参加者が心酔! VEZEL Modulo X体感試乗会 in 茂原 (3/3ページ)

ヴェゼルを4台乗り継いだ参加者もモデューロXの良さを実感!

 もうひとりの参加者は、ヴェゼルを4台乗り継いでいるという静岡県からきたVEZELマスターさん。現在の愛車、ヴェゼルハイブリッドRSで会場を訪れていた。

 試乗にはモデューロ・モデューロXの開発統括である福田正剛さんと、イベントでのMCを務めたカーライフジャーナリストのまるも亜希子さんが同乗し、より詳しくヴェゼル モデューロXの魅力について話を聞くことができたという。長くヴェゼルに乗っているからこそ、これまでの進化を十分理解されている。そのため、「登場した当初と現行モデルではまるで中身が違い、別物のクルマとして捉えている。さらに今回のヴェゼル モデューロXではより磨きがかかっている」と、大きな進化を体感できたようだ。

 とくにハンドリングの応答性に違いを感じたという。ベースのハイブリッドモデルでは、ワインディングなどの勾配があるところで少しクルマがブレてハンドルを修正することがあったが、モデューロXはそういった部分がなく、片手一本、指ひとつでも曲がるのではないかと感じるほどにブレがまったくなかったそう。「タイヤなどは変わっていないと聞いたので、味付けであんなに変わるものなのか」と驚いていた。

 普段ヴェゼルに乗っているからこそ、ヴェゼル モデューロXでは「良い意味でハンドルを切りすぎてしまうことがあった」。慣れると切りすぎることもなくなり、「ハンドル操作をしていて楽しい。コーナーだけでなく、直線などどんなシーンでも安心で、視野が広がった」とのこと。

 また、乗り心地についても、ヴェゼル モデューロXだと道路の凸凹を乗り越える際にはしっかりとインフォメーションは伝わってくるが不快ではなく、足まわりの良さを感じたという。

 これまでにヴェゼルを4台乗り継いでいるVEZELマスターさん。やはり気になるのは、なぜヴェゼルにこだわっているのかだ。VEZELマスターさんが重視しているのはサイズ感、取り回しの良さ、リセールの良さの3点。日常の足としてクルマに乗ることを考えると、常用速度域は0〜80km/h程度だ。そうなると、ただパワーがあって速いクルマではなく、ゼロ発進の性能や低〜中速トルクが重要。その点を考慮すると、「ヴェゼルがちょうど良い」のだという。

 2019年2月に現在の愛車へと乗り換えたばかりだが、「機会があればヴェゼル モデューロXを所有してみたい」と購入にも意欲的だ。もし購入するとしたらどのグレードを選ぶのかも聞いてみた。すると、「7速DCTを気に入っているので、ハイブリッド2WDを選びたい」とのこと。やはり、燃費の良さも魅力のひとつになるようだ。

 ホンダのモータースポーツへの情熱が好きだというVEZELマスターさん。小さなころからクルマが好きなので、「1台のクルマを直しながら乗り続ける」ことと、「N-ONEなどでやっているレースに興味があり、今後チャレンジしてみたい」という夢を持っている。S660も気になるクルマのひとつのようで「これからもホンダ車をずっと乗り継いでいきたい」と熱い思いを語っていた。

 今回のイベントではヴェゼルの試乗以外に、土屋さんが運転するS660モデューロXの同乗走行も開催。クローズドコースで、S660の華麗なドリフトを体感した参加者は興奮気味に「すごい!」と一様に感想を述べていた。

 さらにまるもさんによるMCのもと、土屋さん、福田さんらヴェゼル モデューロX開発陣による、開発のウラ話や参加者からの質問に答えるトークショーも行われた。加えてモデューログッズが当たる抽選会、缶バッジ製作コーナーもあり、試乗以外も楽しめる内容となっていた。

 【Modulo X オフィシャルホームページ】
https://www.honda.co.jp/ACCESS/modulox/


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