UVカットガラスの効果は永久ではない
人間のように日焼け止めを塗るわけにはいかないが、まずコーテンィグをかけるのが手としてある。ただ、パッケージを確認してもらえるとわかるが、紫外線をカットする効果があるコーティング剤はかなり限られているので、丹念に探すしかない。あとはボディカバーをかけたり、できるだけ日陰に停めるようにするというのも手間はかかるが確実に効果はある。
外装だけでなく、車内にも紫外線は入り込んで、内装を劣化させる。こちらはウインドウフィルムを貼ったり、UVカットガラスが採用されているクルマを選ぶというのも手だ(後で交換も可能ではある)。ただし、UVカットガラスやフィルムの効果は永久ではなく、次第にカット率は落ちてくるというのは覚えておきたいポイント。
そもそもカット率99パーセントのものはスーパーUVカットガラスと呼ばれることからもわかるように、一般のUVカットガラスは99パーセント以下のものが多い。たった数パーセントの差で、ほとんどはカットされているから大丈夫と思いがちだが、強力に劣化させる紫外線だけに、数パーセント多く当たるだけでも影響は大きいのだ。