一番劣化しやすい色は赤!
新車のときはピカピカでも、次第にくすんでくるというか、シャッキリしなくなり薄ぼんやりしてくるボディカラー。これは避けようがなく仕方がないものとは思うのだが、ボディの退色はなぜ起こるのだろうか。
一番の原因はやはり紫外線だ。塗装に限らず、あらゆるものを劣化させ、樹脂もボロボロになってしまう。人間の肌にも大敵とされているし、殺人光線と呼ばれるだけに、殺菌作用もある強力なもの。太陽光に含まれているのはだれもが知っているだろう。
塗装の場合、一番劣化しやすいのは、紫外線を吸収しやすい赤系で、最初は真っ赤でも次第に朱色みたいになってくる。
街なかでも郵便ポストや郵便局のクルマ、看板の赤い部分が変色しているのはよく見かけるはず。逆に受けにくいのは光を反射する白やシルバーなどとなる。晴れの日だけでなく、曇りでも降り注ぐなど、クルマのように屋外で使われるものは被害は避けてとおれない。
では、どうやって防いだらいいのだろうか。