【見たことはあってもかけたことがない人がほとんど】高速道路の「非常電話」はどう使う? どこに繋がる? (2/2ページ)

本線上は1kmごと、トンネル内は200mごとに設置される

 非常電話が設置されているのは本線上、トンネルだけでなく、インターチェンジ、サービスエリア&パーキングエリア、バス停、非常駐車帯などさまざま。間隔は本線上が1kmごと、トンネル内は200mごととなっている。

 タイミングによっては結構遠いこともあるだろう。その場合は携帯電話(固定電話からも可能)で♯9910にかけると、非常電話と同様に道路管理者につながる。こちらは国土交通省が管理する国道も含まれるので、覚えておくといいだろう。ちなみに24時間、無料で使えるので負担はない。

♯9910は道路緊急ダイヤルと呼ばれ、事故だけでなく、道路の損傷や損壊、逆走の発見時など、さまざまな状況で使うことができる。しかし、運転時の携帯電話の使用は違反になるし、高速道路では通話のために止まるのも違反になるので、同乗者がいれば同乗者にかけてもらうのがベストだ。ただし、逆走車が目の前から来ていたりして、危険が迫っている緊急時は携帯電話を使用しても緊急時の対応として、違反に問われる可能性は低い場合もあるだろう。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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