イベントを盛り上げるユニークなクルマも!
また、2001年の第35回東京モーターショーの「GT-Rコンセプト」(のちのR35GT-R)や、2009年の東京モーターショーの「FT-86」(のちのトヨタ86)、そして今回の東京オートサロン2020のダイハツ「TAFT コンセプト」のように、市販車にダイレクトに繋がっているコンセプトカーもあるし、市販化はされないものの、同じコンセプトのコンセプトカーを数年にわたってアップデートしつつ展示し続けるというケースもある。
なかにはものすごく魅力的だが、保安基準を考えるととても量産できないものや、にぎやかし的(?)なユニークなクルマ(例えば、1999年のホンダ不夜城とか)などもあるが、いずれにせよコンセプトカーがなければモーターショーの魅力は半減してしまうほど、コンセプトカーの存在は大きなもの。
共感、批判、驚愕などのいろいろなリアクションがあるだろうが、どうせモーターショーに出かけるのなら、実車をじっくり眺めて、その場にいる担当者の方と意見を交わし、将来の実用化、市販車に何か結び付けられるように、自分の思いをぶつけてみてはどうだろうか。