天使の咆哮と呼ばれたV10エンジンを持つ超希少なクルマも!
3)ミツオカ・ガリューコンバーチブル
基本的に4ドアセダンがベースとなっているミツオカが手掛けるガリューだが、2007年からラインアップに加わったガリューコンバーチブルは2ドアのコンバーチブルトップを持ったモデルで搭載されるエンジンは4.6リッターV8という大排気量エンジンだった。
じつはこれ、フォード・マスタングがベースとなっているので、国産車といってしまうのには非常にグレーゾーンではあるが、メーカー的には国産メーカーのミツオカの車種ということでムリヤリラインアップに入れてみた。
つまり、日本のメーカーがアメリカの車体をベースに、イギリスの古き良き高級車風のエクステリアを架装したモデルということで、1台で3度おいしいクルマということも言えるのではないだろうか。
4)レクサスLFA
レクサスが技術の粋を集めて作り上げたスーパーカーが、2010年にリリースしたLFAだ。限定500台のほぼすべてを職人による手作業で作り上げたLFAは、500台すべてを生産するのに、およそ2年の歳月がかかったと言われている。
当然、搭載されるエンジンもスペシャルなもので、LFAのためだけに作られた1LR-GUE型と名付けられた4.8リッターV10エンジンだ。標準車で560馬力を発生する出力ももちろんだが、そのサウンドは筆舌に尽くしがたいもの。
それだけに価格も超弩級で、3750万円と国産車として最高級のプライスタグが付けられていた。現在も中古車として流通している個体もあるが、決して手ごろな価格とは言えないハズだ。