今後の導入計画も発表された
マクラーレンといえばF1のコンストラクターとして有名な、いわば名門。そんなマクラーレンのロードカーを販売するのがマクラーレンオートモーティブだ。そして1月10日(金)から12日(日)まで開催のチューニングカーの祭典、東京オートサロン2020の会場にマクラーレンオートモーティブのブースが登場した。展示されていたのはGTと720Sスパイダーの2台。
GTは文字どおりマクラーレンのグランドツーリングカーで、スーパーカーとしては珍しく実用的なラゲッジルームを備える。実際、ブースに展示されていた車両にはラゲッジルームにゴルフバッグが積まれていた。つまり、このクルマならゴルフにも行けるということ。一度でいいからマクラーレンでゴルフ場に乗り付けてみたいものだ。スーパーカーとして肝心のスペックは4リッターV8ツインターボで620馬力、630N・m。最高速度は320km/hで0-100km/h加速は3.2秒。そのパフォーマンスに文句のつけようがない。
720Sスパイダーはマクラーレンがいうところのスーパーシリーズにカテゴライズされるクルマ。スーパーシリーズの上には数量限定モデルに属するアルティメットシリーズがあるのみなので、マクラーレンの主力にして実質的フラッグシップモデル。カーボンモノコックシャシーである「カーボンモノセルII」を採用するなど、マクラーレンンの最新技術が盛り込まれている。4リッターのV8ツインターボは720馬力。最高速度は341km/hで0-100km/h加速は2.9秒。
ブースに車両の展示はなかったが、究極ロードスターのエルヴァや570S GT4のロードカーバージョンである620Rなど、2020年のマクラーレンオートモーティブの展望も発表された。スーパーカーファンにとって、2020年もマクラーレンから目が離せないことだけは確かだ。