元のクルマのイメージを継承したが、違和感があり外されたものも
5)トヨタ・ノア
もともとはタウンエース、ライトエースのワゴン版として付けられたのがノア。ヴォクシーはのちに販売店違いで付けられたもので、当時はタウンエースノア、ライトエースノアとして区別していた。
6)日産シーマ
バブルの象徴、シーマ現象とまで呼ばれたシーマはセドリック、グロリアのサブネームとして登場。バッジにも小さく、それぞれの車名はあしらわれていた。その後、シーマとして独立。
7)ホンダ・インスパイア
ホンダのミドルセダンと位置付けられているのが、インスパイア。2012年に国内での販売は終了してしまったが、海外ではまだ健在だ。もともとはアコードインスパイアとして登場していて、アコードよりも上のクラスだった。上のクラスなのに、下位クラスのアコードの車名が付いているのは、違和感あったところで、早々にアコードの名前は取れた。
8)ホンダ・シャトル
こちらは健在だが、もともとはシビックシャトルとして登場。初代シティと同じデザイナーということもあって、ベースのシビックを縦に伸ばしたような不思議なキャラクターで登場した。その後、シビックの消滅もあり、フィットシャトルとなって、現在はフィットも取れて、シャトルとして販売されている。ふたつのメインネームを持っていた珍しい例だ。