【エコランするよりエコメンテ!】普通に運転していても燃費をアップできるアイテム5選 (2/2ページ)

クルマの状態を維持することが燃費向上につながる

3)ホイール

 デザインなどの好みもあるだろうが、軽いほうが燃費には効果的だ。木のハンマーと鉄のハンマーを振り回すのでは、どちらが力を必要とするのか考えればわかりやすいだろう。またブレーキへの負担が減るので、摩耗が抑えられて交換コストを低減。乗り心地が良くなるなどの効果もある。

4)エアクリーナー

 汚れていては吸気効率が落ちるので、定期的な点検が基本だが、吸気効率アップという点では、純正形状の効率のいいものを選ぶのも手。洗浄して何回も使えるのではあれば、コスト面も有利になる。

5)バッテリー

 バッテリーに溜められた電気というのは、本来走行中は使用されないが(発電機の発電ぶんでまかなう)、充電制御やアイドリングストップなどが当たり前の現在、バッテリーの電気も頻繁に使用されるようになっている。バッテリーの性能表示は底力を評価していると考えていいが、やはり強いほうが点火も含めて有利になるので、燃費には好影響を及ぼす。

 以上、日常的なメンテナンスに関係するものを中心に5つのポイントを紹介したが、パーツ以外でも点検や整備による好調維持は大切。ブレーキの引きずりなどが起こっていれば、日頃の制動力に問題がなくても、燃費には悪影響を及ぼすので、まずベースの状態を良く保つというのは重要になってくる。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

-

愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

新着情報