ワークスチューンのじゃじゃ馬も10万円台から手に入る!
3)三菱コルト ラリーアート Version-R
三菱のコンパクトカーであったコルト。もともと1.5リッターターボエンジンを搭載したラリーアートというグレードが存在していたが、それをベースによりハードなチューニングを施したのがこのVersion-Rだ。ベースのラリーアートには存在しなかった5速MTを採用し、ランエボ譲りの迫力あるエクステリアが最大の特徴。
リッターあたり100馬力を超えるターボパワーを持つじゃじゃ馬的なFFホットハッチとして、マーチ12SRやスイフトスポーツのパワーでは物足りないと考えるユーザーにオススメしたいモデルだ。中古車としてはこちらもやはり10万円台から存在し、上限は100万円というのも同様となっている。
4)トヨタMR-S
FFではなく後輪駆動でドラテクを磨きたいと考えると一気に選択肢が狭まってしまうが、そのなかでも比較的安価で狙うことができるのが、ミッドシップレイアウトを採用したMR-Sとなる。それまでのMR2はターボモデルも存在し、そのパワーも相まってピーキーなモデルという評価だったが、MR-Sは140馬力を発生する1.8リッターNAエンジンのみのオープンモデルへと生まれ変わっている。
ピークパワーこそ控えめであるが、MRらしい軽快なハンドリングを持ち、グレードによっては1トンを切る軽量ボディと相まってドラテク向上マシンとしてもオススメできる。モデル途中でミッションが6速化されているが、従来の5速にトップギアが設定されただけで、とくにクロスレシオになっているわけではない。
さすがにこちらは10万円台とはいかないが、それでも20万円台から見つけることが可能で、名だたる後輪駆動モデルの中では手頃な部類と言えるだろう。