軽自動車だからこそ悪路に強いモデルも!
4)スズキ・ジムニー
軽自動車ながら、いや軽量な軽自動車だからこそ、ジムニーは長い伝統を持つ世界を代表するオフローダーである。2018年に20年振りのフルモデルチェンジで登場した現行モデルも普段使いにはやや疲れるところもあるが、それも許容できる範囲で、その代わりにオフロードコースや雪道に行けば無敵に近い走破性を楽しめる。
価格は200万円級となることも多々あり決して安くないが、この値段で世界最強のクルマに乗れると考えれば、それは日本人の特権と言えるのではないだろうか。
5)スズキ・ハスラー
ジムニーが硬派すぎるというのであれば、軽ハイトワゴンのワゴンRの最低地上高を上げるなどしてクロスオーバーとしたハスラーでも、雪道やちょっとした悪路などであれば十分対応できる。またハスラーは最近2代目モデルにフルモデルチェンジされ、スタイルはそう変わらないが、機能は大きく向上。とくに失うものなく、クロスオーバーならではの性能とカッコよさを兼ね備えている点はハスラーの大きな魅力だ。
6)軽トラック&軽1BOXカー全般
軽トラックは軽自動車のサイズで2人分の室内+2m近い荷台が確保されていることが、日本人の繊細さやムダをつくらない国民性の象徴と言えるのではないだろうか。それが軽1BOXカーになれば4人+人数分の荷物があのサイズで余裕を持って運べるのだから、世界最強の実用車とも考えられる。
さらに軽トラックも軽1BOXカーも自動ブレーキに代表される安全装備も充実しつつあり、トドメに商用車なら軽自動車税までさらに安いのだから、移動の道具と考えるならこれほど有難いクルマはない。