話題のデイズにはプロパイロットも備わるので安心だ
3)スズキ・クロスビー
5ナンバーサイズの運転のしやすいコンパクトカーのなかでも、全幅が1670mmとナローで(一般的には1695mm)、かつクロスオーバーモデルならではの高めの着座位置によって、より扱いやすく感じる。最低地上高180mmと、悪路や雪道に強い1台でもある。
そんなクロスビーはHYBRID MXグレードで179万8500円という基本価格だが、スズキ セーフティーサポートパッケージ(10万8900円高)を付けることで、デュアルセンサーブレーキサポートと呼ばれる歩行者対応の自動ブレーキはもちろん、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、誤発進抑制機能、後退時ブレーキサポートなどが搭載される。先進運転支援機能とオールロード性能の両方が手に入るというわけだ。
4)日産デイズ
今や、軽自動車でも衝突安全性、先進運転支援機能が想像以上に充実している時代である。日本カー・オブ・ザ・イヤー2019-2020のスモールモビリティ部門賞を受賞した日産デイズは、軽自動車として初めて高速道路同一車線半自動運転技術のプロパイロットを搭載した、日産がいちから開発した軽自動車だ。だがプロパイロット以前に、インテリジェントエマージェンシーブレーキや踏み間違い衝突防止アシストが全グレードに標準装備。さらには、エアバッグとも連動したヘルプネット=SOSコール、日産コネクトナビによる10年間無料のオペレーターサービスまで利用できるのだから、ドライブ中の安心感は絶大と言っていい。
そんなデイズはハイウェイスターX プロパイロットエディションで159万6100円。日産コネクトナビを付けても200万円以下で収まるはずだ。もちろん、走行性能も文句なしである。2トーンカラーなら、下手なコンパクトカーをしのぐ存在感、見栄え、スタイリッシュさが大きくアップ。価格“対”先進運転支援機能の充実ぶりでは、ピカイチの1台だろう。
最後に、自動ブレーキは走行中の作動だけでなく、誤発進時にも“ブレーキ”機能が作動してくれると、より安心である。