乗員に優しい機能がプラスされるアイテムも存在する
4)プラグ
最新のエンジンだと特殊形状タイプが増え、なかなか置き換えられない。だが少し古めのエンジンなら、社外のイリジウム製にすると走りがよくなることが多い。イリジウムを選ぶ際に注意したいのが耐久性。火花が強いので電極が減りやすく、少々高くなるが高耐久性を謳うシリーズを選んだほうがいい。
ちなみに10万km無交換指定が当たり前の時代だが、実際は5万kmを超えると劣化し始めるので、早めに交換するのがおすすめ。
5)バッテリー
バッテリーの性能差はわかりやすい。規格からもわかるのだが、もっと簡単な目安は保証期間で、この長さ=性能と考えていい。予算の範囲内でグレードアップしてやると、冬場などのいざというときも含めて安心感が増す。
6)タイヤ
某タイヤメーカーのCMでもやっているように、タイヤを買い替えるときはまずは純正同等の性能を基準にして、そこにプラスアルファするのが基本。価格だけで選ぶとクルマの性能自体が低下するということなのだが、カタログの性能表を見ると、どうちょい足すべきかがわかりやすい。
7)エアコンフィルター
今や軽自動車にもほぼすべて付いているのが、エアコンフィルター。これのおかげで、昔は悩まされた悪臭がかなり減った。もちろん純正品で交換すれば問題はないのだが、活性炭やマイナスイオン発生などの効果がプラスされていたり、挟み込んで使う消臭剤もあるのでちょい足ししてみるのもいいだろう。
以上、メンテレベルでのちょい足し、置き換えを紹介したが、限られた範囲でできるのもいいところなので、プチグレードアップをしてみるのはいかがだろうか。