一部改良とともに、タフさと上品さというふたつの個性を追加 マツダはクロスオーバーSUVのCX-5 を一部改良し、2020年1月17日(金)に発売する。今回の一部改良ではAWDの悪路走破性を強化するとともに、アクティブなライフスタイルをサポートするアクセサリーパッケージと、上品な内装に仕上げた特別仕様車を新たに設定。ボディカラーにはMAZDA3にも採用されるポリメタルグレーメタリックを追加した。
CX-5は2012年の初代モデル発売以来、際立つデザインや高い質感と力強さ、上質な走りを兼ね備えたオールラウンダーとして世界中で人気のSUV。マツダ のグローバル販売台数の4分の1を占めるフラグシップ車種のひとつだ。
今回の一部改良により、AWD車に悪路でもスムースな脱出をサポートするオフロード・トラクション・アシストを採用し、AWDの走破性を強化した。悪路での想定外のスタック時にもAWDとトラクション・コントロール・システムによって接地輪への駆動力伝達を最大化し、悪路からのスムースな脱出をサポートする。また、ステアリングシフトスイッチを標準装備することにより、走る楽しさをさらに向上させた。
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また、WVGAセンターディスプレイのサイズを8インチに大型化したほか、車室内のロードノイズを素早く吸収するトップシーリング材を構成するフィルムの材質を変更したことで、利便性や静粛性を高めている。
今回新たに設定したアクセサリーパッケージの「タフスポーツスタイル」は、フロントとリヤのアンダーガーニッシュやルーフレール、オールウェザーマット、ラゲッジトレイを備え、SUVらしい力強くタフな印象に仕上げた。パッケージ価格(税込み)は12万5500円。アクセサリーパッケージとは別売りになるが、ディーラーオプションのブリリアントブラックのドアミラーガーニッシュとメーカーセットオプションの17インチアルミホイールの同時装着を推奨している。マツダCX-5 画像はこちら
そして、特別仕様車「シルクベージュセレクション」は、インテリアを明るく上品に彩る特別な装備を採用。上質で肌触りが心地よく、滑りにくいうえに通気性が良いスウェード調生地のグランリュクスをシート中心部に使用した、シルクベージュカラーのハーフレザレットシートがポイントだ。ほかにも、LED室内照明や前席用LEDフットライト、LEDフロントフォグランプ、IRカットガラスを専用装備する。マツダCX-5 画像はこちら
このほか、「PROACTIVE」グレードをベースに、助手席シートが回転し昇降するリフトアップ機構を備えた助手席リフトアップシート車を今回の改良モデルにも継続で設定した。付属のワイヤレスリモコンやシート両側のスイッチ操作により、乗り降りをサポートする。
CX-5には経済産業省、国土交通省などが普及啓発を進める安全運転サポート車のサポカーS・ワイドに福祉車両を含めた全機種が該当した。価格(税込み)は261万8000円(20S)〜365万7500円(XD L Package)。シルクベージュセレクションは296万4500円(20S)〜351万4500円(XD)。