【消えるのは避けられない運命なら乗るなら今のうち!】大排気量エンジン車でしか味わえない魅力とは (1/2ページ)

大排気量車の魅力はトルクの太さ!

 世の中はコンパクトカーへのシフトが進み、SUVだって小さめが人気だ。もちろんエンジンもダウンサイジングが流行りで、昔ならフツーだった2リッターでも大きいと感じることがあったりするほど。大排気量車は数が少なくなっているし、肩身が狭い気もするが、特有の魅力があるのもまた事実だ。

 もともといわゆるガイシャと言われていた時代、大きいから偉いというのがあって、それはボディサイズだけでなく、エンジンにも言えた。お金持ちのものというのもあって、それは価格が単純に高いからだけでなく、税金も目玉が飛び出るほど高かったからだ。

 今でも安くはなくて、昔から大排気量の代名詞であるアメ車で、キャデラックのエスカレードやシボレーのカマロは6リッター超えだが、自動車税は年間11万円。加えて自動車保険も高くなるし、燃費もヒト桁は当たり前(公式サイトでは公表していないこと多々あり)。これはアメ車に限ったことではなくて、すべての大排気量車に言えることで、”大きなエンジンのクルマ”は確かに今でもお金持ちしか乗れない乗り物だ。

 でも、なにごともお金や見栄だけで成り立っているわけでないのも事実。大排気量車ならではの魅力はある。その魅力はなんといっても野太いトルクだ。シボレー、キャデラックに積まれる6.2リッターV8のトルクはなんと約64kg-m。軽と比べるのは極端すぎるが、あちらはターボでも10kg-mぐらいである。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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