必要な情報を伝えられないと作業できないことも!
インターネットなどで調べればわかるとおり鍵の専門業者は意外にたくさんあって、よほどローカルなところでなければ30分ぐらいで駆けつけて、その場でスペアキーを作ってくれる。料金は鍵の種類によってかなり違う。
一番オーソドックスな「刻みキー」=1万5000円前後
機械的なウェーブキー=1万5000円~20000円
イモビライザー付き=3万~4万円
スマートキー=4~10万円
といったところが相場だ。
カギの専門業者に依頼するときは、
・メーカーと車種
・年式(初度登録年月 車検証で確認)
・型式指定番号(車検証で確認)
・鍵の種類 ※イモビライザーの有無
・クルマが止まっている場所
などを伝えること。
とくにイモビライザーの有無は重要。窓ガラスに南京錠のようなシールが貼ってあったり、鍵印のインジケーターランプがあるクルマは、イモビライザーの付きだと思って間違いない。また業者によってイモビライザー付きのカギや、スマートキーには対応できないところもあるので、まず作業が確認できるかどうかを確認しよう。
時間や費用もバラつきがあるので、見積もりを聞いたり、スマホで業者のホームページを確認し、内容や費用を比較することも忘れずに。とくに厄介なのは、セキュリティが頑丈なスマートキー。ディーラーに頼むと、ECU(コンピュータ)とセットで交換し、15~20万円もかかるということも!(鍵の専門業者だと、4万~10万円ぐらいで大体収まる)
いずれにせよ、出先でクルマのカギをなくしてしまうと焦るし、時間はかかるし、お金もかかるので、家族で旅行などに出かかる場合はもしもに備え、夫婦で一本ずつカギを持って行くなどするといざというときも安心。
また普段から落し物や忘れ物が多いという人は、スマホと連携している「キーファインダー」をクルマのキーに取り付けて、鍵がすぐに見つかるようにしておくのも有効だ。とくに前掲のスマートキーを紛失すると費用面でのダメージが大きいので、「キーファインダー」を用意しておくことをおすすめしたい。