愛車が全損確実! 車両火災の原因TOP3とその対策とは (2/2ページ)

放火対策も万全にしておきたい

 さらに、フロントガラスに吸盤でアクセサリーなどを吊るすと、その吸盤がレンズになって光を集め着火することもある。飲み残しのペットボトルの飲み物でも、そうしたリスクは考えられるし、ライターやスプレー缶など燃えやすいものを、車内に入れっぱなしにしておくのも危険。

 その他、エンジンをかけたまま、休憩、仮眠するのも、知らず知らずにアクセルを踏んで、回転数が上がり、それが火災につながることもあるし、長い草が生えているところを走ったり、枯草の上などに駐車するのも避けたいところ。喫煙者は、タバコの火の不始末で火災になる例も多いので、要注意。

 放火に関しては、人目につく場所、人感ライトや夜でも証明があるところに止めたり、防犯カメラがついていることが「わかる」ところに駐車するぐらいしか手がない。クルマにカバーをかけていると、そのカバーに放火されるケースも多いというのも知っておこう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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