問題が起きたときにナンバーが汚れで見えないことを防ぐため
土砂に限っている理由は、ダンプカーの暴走行為が問題になった際、ナンバーが汚れていて見えず、摘発できなかったから。そもそもナンバープレートでは見えづらいので、荷台の左右と後ろに大きく書くようになったという経緯がある。それぞれ固有のものなので、ナンバーと同じく、身元を特定することができる。ちなみに土砂とは、土と砂だけでなく、石やコンクリート、レンガなども含まれる。
表示のパターンは地名/(●)/数字で、地名と数字はわかるだろう。真ん中の●部分には事業内容、つまり使用用途を表す、漢字ひと文字が入る。
営=運送
販=砂利販売
採=砂利採取
建=建設
砕=砕石
石=採石
他=産業廃棄物業などのその他
となる。確かに荷台まわりが汚れそうな業種ばかりで、大きく明示するのは効果的だろう。身元が大きく書かれているだけでも、ダンプカーのマナーは大きく変わってくる。