ボディに樹脂を採用することで軽量化や省燃費につながる
ボディパネルといえば、鉄製というのが常識。一部、高級車やスポーツカーにはアルミ製パネルが使用されているが、いずれにしても金属製には変わりない。しかし、ここ10年ぐらいの間に樹脂製パネルが増えてきている。塗装されていると気が付きにくいので、実感はないかもしれないが、フロントフェンダーでまず広がり、最近はハッチバックやSUV、ワゴンのバックドアに使用されるようになってきている。なぜ、使用が増えているのだろうか?
理由は軽いからで、省燃費のためというのが大きな理由となっている。また樹脂フェンダーを押してみるとわかるが、ペコペコと簡単に凹むし元に戻る。鉄板のようにベッコリといかないので、この点はユーザーの補修負担の軽減にもつながる。