ダイナミックシールドを初採用してグッとスポーティに
三菱自動車は、グローバル・コンパクトカーであるハッチバック「ミラージュ」ならびにセダン「アトラージュ」のデザインを一新。11月18日にタイより販売を開始した。そのほかの地域に関しても、順次販売されていく予定だ。
まず目を引くのが、同社のフロントデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」を初採用したこと。まるでXのように見える、バンパーの左右から中央に向かって包み込むようなプロテクト形状と、フロントグリルを水平・垂直基調のスクエアなラインで構成。力強さとシャープさを両立させたフロントマスクに仕立てられている。ヘッドライトもフロントグリルから続くようなデザインを採用し、フォグランプをバンパーサイドに配置している。
ボディカラーは両車ともに強い輝きと陰影を併せ持つホワイトダイヤモンドを新設定。ミラージュには鮮やかなサンドイエローを追加している。
インテリアは、フロントドアトリムのデザインを見直し、アームレストは肌触りのより生地巻きに。スポーティさを感じさせるカーボンパターンのメーター文字盤と、パワーウインドウスイッチを採用している。また、上級モデルは特別なシートを用意。ミラージュはファブリックと合成皮革を組み合わせたコンビネーションシートでスポーティさを演出。アトラージュは合成皮革を用いたモノトーン仕立てのエレガントな雰囲気を与えたシートとなっている。
そのほかにも、7インチスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)を採用し、機能性も向上させている。