正しく使えないならオプションにするという選択肢もアリか
最近のモデルでは生産する際の合理化という側面もあるのか、昔のクルマほどメーカーオプションの数は多くなくなりつつある。もちろんグレードによって装備の有無や、上級グレードには標準装備されるがベースグレードにはオプションなど、差別化を図るために設定が異なるものも存在しているが、なかには「それって標準装備しなくてもいいのでは?」と思う装備もあるのではないだろうか。今回はそんな機能や装備を独断と偏見でピックアップしてみたい。
1)フォグランプ
悪天候時にはヘッドライトの補助灯として広い範囲を照射してくれるありがたい存在のフォグランプ。当然、使うのは悪天候時や霧、吹雪など視界の悪いときに使うものであり、名前の「フォグ」とは英語で霧を指している。
最近では標準でフォグランプを備える車種も増えてきた。だが、装備の正しい使い方を理解せず、つねに点灯させているユーザーも少なくないというのが現状だ。とくにリヤフォグランプを常時点灯させているクルマの後ろに付いてしまった日には、控えめにいって最悪である。“あるものは使わなければ損”というユーザーもいるかもしれないので、これは必要な人だけが選べるようにするのはいかがだろうか。