限界を知らせるために故意に音を発生させている!
この原因はパッドの摩耗。マメに点検していればいいのだが、知らない間に使用限界を超えることも考えられる。そのためそれを知らせるためにパッドの脇に金属の板が付けられていて、これがローターに当たって、わざとキーキーと音がするように作られているのだ。
この仕組みを知らなくても、かなり不快な音なので、ドライバーは点検に持ち込むしかなくなり、無事にブレーキのメンテができるというわけだ。
ただし、社外のパッドには付いていないことがあるので、マメに点検するしかない。輸入車の場合も電気的なセンサーを装備していることが多く、摩耗すると警告灯が点いて知らせるようになっている。
ちなみにリヤは荷重の関係でフロントに対して減りは早くないので、このような仕組みがないことが多い。定期点検の際に確認するか、フロントの交換時に同時に点検してもらえばいいだろう。