ヨコハマタイヤがクルマの楽しみ方を伝える! ADVAN club Academyの写真講座の気になる中身

プロカメラマンからサーキットで流し撮りを学ぶ

 ご存じ、日本が誇るタイヤメーカーのヨコハマ。数多くのタイヤをラインアップする同メーカーにおいて、走り好きの心を掴んで放さないのがADVAN(アドバン)ブランドだ。ADVAN SportやADVAN NEOVAなどのタイヤ名で憶えている人も多いだろう。

 そんなADVANの名を冠した参加型講座イベントが、ADVAN club Academyだ。「カーライフをもっと楽しむための秘訣」をテーマに実施されるイベントで、タイヤの生産現場を見学してタイヤの役割を学ぶなど、さまざまな切り口で講座が実施されている。

 じつはこのADVANブランドとして、約40年前のADVAN誕生時にADVAN clubというファンクラブが立ち上げられている。有料のプレミアムメンバーと無料のLINEメンバーがあり、年会費有料のプレミアムメンバーは、レースの観戦チケットプレゼントや、ノベルティグッズ、会員限定イベントへの参加などが可能となる。また、2018年にLINEによる無料メンバーも設定され、イベントやモータースポーツ情報の配信、スマートフォン向けオリジナル壁紙の配信などが行われ、そしてADVAN club Academy参加案内も届くのだ。このようにヨコハマタイヤは、ADVAN clubを通じてタイヤの魅力や大切さ、クルマの楽しさを広める活動を行なっている。

 そうしたADVANの活動として、昨月10月19日(土)に、ADVAN club Academyとして4回目の講座が行われたのでその内容をお伝えしよう。ADVANというからタイヤについて学ぶ講座かと思いきや、テーマは「写真」。プロの写真家を呼んでクルマの写真を撮るテクニックを学ぶという内容だ。

 じつはこの写真講座自体が2回目で、1回目は「自慢の愛車をカッコ良く撮る方法」というテーマのクルマの置き撮り講座。今回の2回目は「プロのモータースポーツ フォトグラファーに学ぶ! 流し撮り講座」という内容だ。場所は富士スピードウェイ。20名の限定イベントで、ADVAN clubを通じて募集したところ、2日間で枠はほとんどいっぱいになったという。

 気になる内容だが、一眼カメラユーザーを対象に、日本レース写真家協会(JRPA)会員の小笠原貴士さん、田村 弥さんが座学と実技を教えるという本格的なもの。まずはこの日のためにこの2名のプロカメラマンが作成したオリジナルテキストを元に、座学でカメラのセッティングや撮り方などを学ぶ。実際に参加者からは、「理論的に教えてもらえたことがよかった」との声が複数上がっている。

 お昼を挟んで午後からは、参加者と講師が二手に分かれいよいよ実技だ。富士スピードウェイには多くのコーナーがあるが、フェンスが邪魔にならず撮りやすいこと、クルマのスピードが流し撮り練習にちょうど良いことなどから、ダンロップコーナーとGRsupraコーナーで撮影を行う。カメラそのものの指導だけでなく、クルマのブレーキングポイントやシフトポイントなどを見て立ち位置を決めるなどの内容をレクチャー。こうした撮影にはクルマの動きをいかに理解するかが大切なのだという。

 最後は講評。実際に撮影した参加者の写真を写し出し、成功事例と失敗事例について、なぜこういう写真になったのかを解説する。時間の都合上数名の写真しか紹介されなかったが、自分の写真も批評してほしいという参加者が殺到したことからも、有意義な内容であったことが伺える。

 イベント終了後に回収した参加者のアンケートでは、「もう一度参加したい」、「もっと長い時間の講座を受けたい」などのコメントが複数見られた。

 今回のような写真講座はもちろん、タイヤについての知識を深めるなど、クルマの楽しみを広げたいという自動車ファンは、さまざまなコンテンツ配信、イベント情報などが提供されるAVDAN clubに参加してみてはいかがだろうか? まずは以下のURLにアクセスしてみてほしい。

■問い合わせ
ADVAN club事務局
https://www.advanclub.com/


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