女子が惚れ惚れするオシャレな輸入コンパクトもあり
3)スズキ・ソリオ
そしてもう1台、コンパクトなスクエアボディでスライドドアという条件を満たしているのが、スズキ・ソリオ。
5ナンバー規格いっぱいまで使わない、全幅1620mmのスリムボィながら、全高が1745mmあるので、室内も天井が高く広々です。運転席はややアップライトなので、一般的なコンパクトカーより狭い場所でも取り回しがしやすい印象。
しかも、モーター機能付き発電機を搭載したマイルトハイブリッド車と、駆動用モーターを採用したハイブリッド車をラインアップしており、発進加速などがスムースです。高速道路の合流といった、ここぞのパワーが必要なシーンでもストレスがないので、そういうところも運転しやすさにつながっているんですね。
また両側スライドドアのステップが低いので、お年寄りや小さな子供の乗り降りも安心。幅広い年代にオススメできるクルマです。
4)フィアット・パンダ
さて、最後は輸入車よりご紹介したいのが、イタリアからやってきたフィアット・パンダ。
1980年代に登場した初代パンダは、20世紀を代表するコンパクトカーの傑作とまで言われたほど、見た目よし、走ってよし、使ってよしの万能カーでした。その魅力を受け継ぎつつ、ちょっとモダンになった現行パンダは、運転しやすいサイズ感はそのままに、室内の居住性が大きくアップ。ファミリーカーとしても十分に使えるキャラクターになっています。
エンジンは875ccのわりには元気よく走り、小回り性能も抜群。小ささを感じさせない存在感で、どんな道もスイスイ走れそうですね。
というわけで、道路環境のせいで大きなクルマが選べないと悩んでいるアナタも、諦めないでください。サイズはコンパクトでも、見た目以上に広々と車内が使えるクルマはけっこうあります。賢く選んで、ストレスフリーなカーライフを楽しんでくださいね。