何かしらのデメリットが出る場合もあるので交換は慎重に
4)ライト
ヘッドライトもかつてのハロゲンランプから、HID、そしてLEDへと進化してきているパーツなので、アップデートしてみる価値がある。とくにハロゲンライトは、HIDやLEDに比べるとかなり暗く、寿命が短いので、メリットはコストが安いぐらいしかない。
HIDは一番明るく寿命も長い。最新のLEDは消費電力が少なく、圧倒的な寿命の長さを誇る。色味もハロゲンは電球色で味はあるが、古っぽいともいえる。HIDは少し青みがかっていて、LEDは白っぽい光が特徴。
好みがあるかもしれないが、ハロゲンのクルマだったら、明るいHIDやLEDに交換する価値はあるといえるし、当然その違いも分かりやすい。
5)ホーン
これもマイナーな部分ではあるが、純正のホーンは何とも頼りのない、気が抜けたような音がするクルマがいくつかある。ひと昔前ならともかく、今どきわざわざホーンを社外品でアップデートする人は少ないかもしれないが、交換すればすぐわかるパーツのひとつだ。
6)その他
オーディオ類も良し悪しがわかりやすいパーツだし、ブレーキパッドもいろいろ効き味に違いがある。マフラーやエアクリーナー、ECUやタービン(ブーストアップも)といった、パワーアップにつながるパーツは、効果もかなりわかりやすいが、これはどちらかというとチューニングの部分。
パーツを純正以外に交換すれば、いろいろメリットがあることも多いが、同時に何かが犠牲になることもあるので、一得一失。メリットとデメリットをよく検討してから交換する用心深さを忘れずに。その点、劣化した純正品を新品の純正品に変える場合は、心配は少ないが、アフターパーツほどは交換による違い、喜び(?)が味わえないという寂しさもある。