日本にあるアジアハイウェイ「AH1」はブルガリアに続く
これから建設するものもあるのだが、基本的には今あるものをつなげている部分が多い。しかも、きれいに繋がるわけではないので、途切れていたり、途中フェリーだったりと大雑把なところも多々あり。
ということで、日本にもアジアハイウェイはあって、AH1。つまりアジアハイウェイ1号線は東京が起点で、福岡まで行ってフェリーで韓国の釜山に渡ってどんどんと進んでいく。ただ、そのまま行くと北朝鮮なので事実上途切れていたりはするが、それを飛び越すと今度は中国を進み、最後はブルガリアの国境手前まで行くという壮大すぎる規模。
つまり首都高はブルガリアまで続いているのだ……。ちなみにAH1からAH87まであるので、地図上は網の目のようにビッチリ。それもそのはず、アジアのほとんどとなる32カ国が参加して、総延長はなんと約14万2000kmと途方もない距離。ちなみに全線走破した人はいるのか、気になるところではある。
首都高の環状線などにはAH1という看板も出ていて、見るだけでも「飛んでイスタンブール」じゃないけど、なんだか気分はアジアに飛んだ感じがしてワクワクする。さらに今後も建設計画もあって、認定のための建設規格も定められている。なんとなくコンセプトだけの提唱じゃないところが凄い。