魅力あるクルマがいち早く見られる! ニューモデルを多数展示
今年のモーターショーは輸入車での出展が4ブランドのみという寂しい状況だ。しかし、東京ビッグサイト西展示棟の西2ホールにブースを構えるルノーは、日本市場を大切にし、魅力あるクルマをいち早く多くの来場者に見て、感じてもらいたいという思いから、今回も出展した。
ブースは「Passion for life」をテーマに掲げ、さまざまな人が趣味をはじめ好きなことを楽しめるよう、クルマを通じてサポート。フランス文化やトレンドを取り入れたライフスタイルを提案する。
もっとも注目すべきはジャパンプレミアとなった5代目となる新型ルーテシア(欧州仕様車)だ。多くのファンを持つ人気のモデルであり、今回フルモデルチェンジを経てすでに導入されている兄貴分のメガーヌに似たヘッドライトデザインを採用し、先進的なフロントマスクへと生まれ変わった。安全装備もより強化し、日本では2020年春ごろ発売する見込みだという。
このほか、ブースでは今年一部改良を果たしたトゥインゴや、新グレードとして追加されたメガーヌR.S.トロフィーを展示。
トゥインゴはフロントマスクやエクステリアデザインを変更し、よりシンプルなデザインに。ドライブの楽しさや使い勝手の良さをもたらすRR(リヤエンジン、リヤドライブ)の採用や、最小回転半径4.3mと抜群の小まわり性能など個性的な作り込みがなされている。こだわりの「ジョンマンゴー」のボディカラーも必見だ。
メガーヌR.S.トロフィーはモータースポーツで培ったノウハウをつぎ込み、最高出力300馬力までパワーアップした歴代メガーヌR.S.のなかでももっともパワフルなエンジンを搭載したホットハッチだ。幾度となく量産FF車最速の記録を更新するメガーヌR.S.のDNAが息づいている新モデルをぜひ実車で確認してほしい。
また、ルノーの隣に構えるアルピーヌブースでは、A110をベースに、最高出力292馬力(215kW)、最大トルク320N・mを発揮するパワーアップしたエンジンやシャシーを専用にセットアップしたA110Sを参考出品している。このモデルは10月23日から先行予約もスタートした。
エクステリアにはカーボンルーフや2つのボディカラーに設定されたFUCHS製18インチ鍛造アロイホイール、専用エンブレムなどを用意。インテリアはマイクロファイバールーフトリムやSabelt製軽量モノコックバケットシート、レザー/マイクロファイバーステアリングに加え、オレンジのステッチを随所に配したスポーティな一台に仕上がっている。
東京モーターショーに来場した際は、新たに追加されたモデルが多数出品されるルノーブースは見逃せない!