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昔は高級車の代名詞! 新型トヨタ・カローラの大型化で話題の3ナンバーってそもそもどんな規格? (1/2ページ)

昔は高級車の代名詞! 新型トヨタ・カローラの大型化で話題の3ナンバーってそもそもどんな規格?

全長・全幅・排気量のひとつが基準を超えると3ナンバーに

 日本を代表する小型実用車であるトヨタ・カローラが、新型ではついに3ナンバー化! と話題になったし、そのほかのクルマでもたびたび話題になったりする。よくよく考えると3ナンバーって、海外にはない基準というか概念だし、そんなに大きな分岐点なんだろうか? 今までの歴史も含めて、今一度整理してみた。

 3ナンバーの定義としては、全長4700mm以上、全幅1700mm以上、排気量は2000cc以上というもの。このどれかひとつでも超えると3ナンバーとなる。逆に超えなければ5ナンバーだ。ただこれだけ。

 3ナンバー=高級車、お金持ちみたいなイメージがあるのは、その昔は税金が高かったから。具体的には昭和59年(1984年)までは自動車税がめちゃくちゃ高くて、2リッター(実際は1999cc以下)なのにボディサイズが超えてしまって3ナンバーになったとすると、3ナンバー基準が適用されて、8万1500円。

 ちなみに、5ナンバーのままだと上記と同じ2リッターなら3万9500円だ。ボディが少し超えただけでも、4万円以上の差。さらに3ナンバーで6リッター超えだと14万8500円! ちなみに現在は11万1000円となっている。当時はもちろんエコカー減税などない時代だ。

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