座りやすさや乗り降りのしやすさ、ひじ掛けの有無もポイントに
ラグビーワールドカップを見るにつけ、世のなかにはすごい体格の人がいるもんだ、とあらためて思う。いったい、あんな巨漢、体形の人は、どんなクルマに乗っているのか? とも。ここでは、ラガーマンはもちろん、メタボの巨体な人でも、それほど窮屈な思いをせずに乗れる3列シート車を紹介したい。
リヤドアがスライド式で、開口部の高さ、幅ともに余裕がある大型ミニバンであれば、基本的に2列目席に座る分には、大柄な人でも狭さを感じることはないはず。ただし、ハイグレードなキャプテンシートほど、両側の豪華なひじ掛けが(体形によって)窮屈に感じるかもしれない。そこで、大柄な人が2列目席に座ることを想定すると、1~2名乗車限定で左右方向にゆとりあるベンチシート仕様がベターだ。
2列目席ベンチシートの寸法でたっぷりしているのは、やはりLクラスミニバンでダントツ人気のトヨタ・アルファード&ヴェルファイアとなる。その寸法はシート長500mm、シート幅1400mm、背もたれ高600mm。
意外なのがホンダ・オデッセイで、シート幅1320mm、背もたれ高630mmと、国産Lクラスミニバンとしてアルファード&ヴェルファイアに次ぐ、大きめのシートサイズとなる。ちなみに日産エルグランドはシート幅1280mm、背もたれ高580mmである。