鮮烈デビューもなぜ売れない? アクセラ改めMAZDA3が発売直後に苦戦するワケ (2/2ページ)

真打ちはまだ登場していない!

欲しいグレードがまだ販売されていない

 そしてじつはこれが大きな要因では? と思えるのが、グレード体系だ。

 マツダ独自の燃焼方式「SPCCI(Spark Controlled Compression Ignition:火花点火制御圧縮着火)」を実用化した、世界初の内燃機関となるSKYACTIV-Xの登場が遅れるのはすでに発表時からアナウンスされているが、じつは通常の2リッターガソリンエンジンの発売も7月下旬の発売だったのである。つまり当初はハッチバックのみに設定された1.5リッターガソリンと、1.8リッターディーゼルの2種類のエンジンしか販売されていなかったのだ。

 なお、2リッターガソリン発売後の販売台数は8月が3916台、9月が7533台と順調に伸びている。このあと多くのユーザーが待ち望んでいるであろうSKYACTIV-Xが登場すれば、もうひと伸びが期待できそうだが、果たして?


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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