ディーゼルエンジン=悪というイメージを抱く人も
バスやトラックなど、多くの人や多くの荷物を運ぶ車両に多く使用されているディーゼルエンジン。しかし、ディーゼルエンジンの排気ガスには多くの有害物質が含まれている、というイメージをお持ちの方も少なくないだろう。事実、1999年に当時の石原慎太郎都知事がペットボトルに入ったススを振りまいた定例記者会見の映像を鮮明に覚えている方も多いハズだ。
当時のディーゼル車が黒煙をまき散らしていたのは、十分なメンテナンスがなされていなかったり、不正軽油と呼ばれる粗悪な燃料を使っている業者がいたりと必ずしもディーゼルエンジンだけの問題ではなかったのだが、この会見の印象が凄まじく、ディーゼルエンジン=悪というイメージが付いてしまったのかもしれない。
しかし、現在ではマツダや三菱といったメーカーから「クリーンディーゼル」と呼ばれるディーゼルエンジンを搭載した乗用車が販売されている。このクリーンディーゼルとは一体なんなのだろうか。