eスポーツ経験ゼロでも勝てるのか!? WEB CARTOPチームがJeGTプレ大会に参戦 (1/3ページ)

プレイベントとは思えぬ本格的な状況に焦る……

 9月29日に、兵庫県・六甲アイランドにある神戸ファッションマートにて開催された新たなeスポーツ「JeGT(Japan electronic Grand Touring)GRAND PRIX」。レーシングシミュレーター・グランツーリスモSPORTを用いたこの大会に、WEB CARTOP編集部も即席チームを結成して参戦した。そのリポートをお届けしよう。

 今や世界中で人気となっているのが、ゲームやシミュレーターを用いてオンライン対戦で勝敗を決めるeスポーツ。海外ではプロスポーツとして、賞金も用意されるメジャースポーツになりつつある。シューティングゲームや格闘ゲーム、スポーツゲームなど多彩なジャンルが展開されており、もちろんモータースポーツもさまざまな大会が催されている。

 JeGTは、2020年度より全国各地でのラウンド制として、シリーズ戦を予定している新たなeスポーツ大会だ。今回はシーズン発足を記念したプレ大会として、プロゲーミングチームはもちろん、スーパーGTを戦う現役レーシングドライバーなども集結。プレ大会とは思えぬ豪華なメンバーが神戸に集結した。

 そんな強敵ぞろいのなか、わがWEB CARTOPチームは、編集部のなかで「一番ゲームをやっているだろう」という安直な理由で編集長から指名された原田と、モータースポーツ好きの斎藤の2名が参加することに。そして、エースとして迎え入れたのは、数々のレースに参戦し、アストンマーティンのワークスドライバーとしてニュルブルクリンク24時間耐久レースにも参戦経験のある、レーシングドライバーでありモータージャーナリストの桂 伸一さん。

 桂さんはニュル24時間レース参戦前は、グランツーリスモを使って事前に練習してからドイツへ向かっていたという。しかし、本格的にプレイしていたわけではないとのこと……。今回はイベントの盛り上げ役に徹しようと、事前に打ち合わせて神戸へと向かったのである。

 会場には立派な大型モニターと、バケットシート付きのプレイ台がズラリと並ぶ。プレ大会ながら、本大会のようなステージに圧倒されてしまった。もう、変な汗かきまくりである。

 マシンは、ゲーム内のグループ3カテゴリー(実車でいうFIA GT3マシン相当)から選ぶことになっている。WEB CARTOPチームは日産GT-R NISMO GT3をチョイス。カラーリングは、姉妹誌のCARトップにて筑波サーキットにて1分切りを目指してタイムアタックを行った際のスペシャルカラーリング仕様とした。レーシングカーを市販車風に仕立てるという、なんとも不思議なマシンになってしまった。


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