さまざまな人が乗る大衆車ほどシートやステアリングの調整機能が少なくなるのはなぜ? (1/2ページ)

正しい姿勢を取りやすくする工夫は各メーカーとも行なっている

 クルマを運転する上で非常に大切なもの、それがドライビングポジションだ。しっかりしたドライビングポジションが取れればいざというときも適切な操作が可能となるし、長時間の運転でも疲れにくくなるため、いいこと尽くしというワケだ。

 それだけに各メーカーともドライビングポジションの適正化には力を入れており、メーカーによっては開発段階からそれを意識して、タイヤハウスの張り出しを抑えたり、正しい姿勢を取りやすくするためにペダル配置を見直したりしている。もちろんこれはスポーツカーのみならず、軽自動車から商用車まで、どんな車種にも言えることである。

 高級車などになるとシートの前後調整やリフター機構はもちろん、ステアリングもチルトとテレスコピックが備わり、さらに電動調整式ともなればミリ単位の調整も可能となっている。さらにそのポジションを何パターンかメモリーすることもでき、ドライバーが変わっても常に最適なドライビングポジションを取れる工夫がなされている。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

-

愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

新着情報