虫が集まってしまう原因は紫外線の量にあった!
夏から秋にかけて、夜にドライブすると困るのが虫の付着。とくに高速道路では、フロントまわりやガラスにビッチリと付くことがある。気持ち悪いし、虫が付くこと自体、塗装にも悪影響を及ぼすのでなんとかしたいもの。方法としては、マメに取り除くしかないのだが。
原因としては、もちろんヘッドライトの光に集まってきたところに、クルマがやってくるのでぶつかってしまうから。ちなみに昼間でも付くことがあるが、これはボディカラーによっても集まり具合は異なり、黄系はとくに集まりやすい色となっている。
しかし、LEDヘッドライトのクルマには、虫があまり集まってこないのはご存じだろうか。じつはLED光の特性として虫が寄ってこないというのがあるからで、具体的には紫外線の量がポイントになる。
今までのバルブの光にはハロゲンにしても、HIDにしても紫外線は含まれていて、HIDのほうがハロゲンよりもかなり多い(レンズ部分でカットはされている)。
一方、LEDにはほぼ含まれていないので、虫はあまり集まってこない。消費電力の少なさなどがLEDでは注目されがちだが、意外なところにメリットはあったというわけだ。
もちろん自動車用だけでなく、家庭用のLEDバルブでも効果としては同じとなるので、玄関先の電気を点けておくと虫が寄ってきて困るという方は交換してみるのもいいだろう。