距離や見た目じゃわからない! 前オーナーに大切にされてきた中古車を見分けるポイント7つ (2/2ページ)

クルマの管理方法や車検を受けていた場所などからも判断できる

4)車検をどこで受けていたか

 これも書類モノだが、記録簿や点検簿が残っていると(捨てられていることもあるが)、車検をどこで受けていたかわかることがある。格安車検かディーラーかなどで、愛情が計れるというもの。

5)シートの下

 中古車は仕入れられた際に念入りに掃除されるが、それでもシートの下、とくに奥のほうは完璧でないことがある。しゃがんで奥まで覗きつつ、インパネの下などもチェック。視線を変えることで気づかないものが見えてくることも多い。

6)窓枠のゴムやヘッドライトレンズの劣化

 まず劣化そのものを見て、年式や走行距離と照らして合わせてみる。もちろん正確には無理だが、年式の割にはキレイ、劣化しているなどなんとなくわかるはず。もちろんキレイだと車庫保管やカバーなどをかけて大切にされていた可能性は高い。さらに左右で違いがないかも見て、ある場合はどんなところに駐車されていたかが見えてくる。

7)最後に佇まいをチェック

 中古車をチェックする場合、近づいてあれこれ見たりしがち。もちろん大切なことだが、離れて全体を眺めてみることも重要。具体的にどうというより、全体の雰囲気や佇まいを感じ取る。素人でも、なにかあるクルマは雰囲気でわかってくるはずだ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

-

愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

新着情報