溺愛しすぎの行為がクルマを傷めている可能性も
3)コンパウンド入りシャンプーの乱用
クルマを大切にするがあまり、毎週のように洗車をしているという人もいるだろう。そんなとき、水垢を簡単に除去できるいわゆる「水垢取りシャンプー」を愛用している人はいないだろうか。一部の水垢取りシャンプーには研磨剤であるコンパウンドが配合されており、それによってガンコな水垢を削り取るタイプのものも存在しているのだ。
ガンコな水垢が付着したときだけ使うのならそこまで問題ではないが、日常的に洗車をするときにコンパウンド入りのものを使用しつづけると塗装のクリア層を削り取ってしまうことにもなりかねないのである。
4)完全停止していないのに前進or後退をしてしまう
AT車でありがちなのが、車庫入れなどの際に完全に車両が停止していないのにリバースギヤに入れてしまう行為だ。MT車ならギヤがうまく入らず「ギャリギャリ」と明らかにクルマに良くなさそうな音が響き渡るが、AT車ではある程度車速が落ちていれば異音もなくリバースギヤに入ってしまう(後退からの前進も同じこと)。
しかし、音がしないからといって負担がないわけではなく、むしろ音がしないから気づかないだけでミッションには大きな負担となっており、思いもよらないタイミングでミッションがダメになってしまうことも起こりうるのだ。