RB26やVTECなど名機を載せたセダンも!
4)日産セドリック/グロリア グランツーリスモ
セドグロベースから派生したシーマはまさにスポーツセダンというかサルーンだが、本家のセドグロではグランツーリスモが注目だ。1991年のY32では丸目4灯の迫力あるフロントマスクで登場して大いに人気を博した。なかでも最高峰のグランツーリスモ アルティマなどには、VG30DETの3.0リッターV6ターボが搭載され、走りも熱かった。
5)日産スカイライン オーテックバージョン
R32で登場したのがこちら。名機RB26DETTからターボを外してNA化、それを4ドアボディに搭載していた。パワーは220馬力とまずまずで、ブレーキなどはGT-Rのものを使用。ハコスカ以来、セダンのGT-Rが復活したとして話題になった。
6)日産スカイラインGT-R 40thアニバーサリー
NAではやはり真のGT-Rとも呼べないという意見もあったからか、次のR33ではR32のときと同じく、オーテックジャパンが4ドア化。心臓部はツインターボのままで、まさに4ドアセダンのGT-Rと呼ぶにふさわしい内容だった。ちなみに次のR34ではオーテックジャパンなど、日産関係では用意されなかったが、某ショップがワンオフで作って販売していた。
7)ホンダ・シビックフェリオ
それまではシビックのセダンとして存在していたが、1991年の5代目からセダンはシビックフェリオとして切り離された。当時話題だったのはVTECを搭載したSiRで、ハッチバックだけでなく、フェリオにも用意された。1.6リッターから170馬力を発生していたのは、まさにスーパーセダンだ。2代目でも同様のグレードが用意されたが、名称はSiとなった。